終業式の次の日。 12月24日 クリスマスイブ。 私とアイちゃんは焔くんの伯父さんのお店で開かれるクリスマス会に招待された。 「アイちゃん、そとさむかったでしょ?」 「うん、ゆきがふりそうだったよ」 「アイちゃん、てがつめたいよ・・・」 アイちゃんと双子ちゃん達はすっかり仲良し。 お店に入った途端に2人は駆け寄って来て両側から話しかけてるし。 「いらっしゃい、これ使って下さい・・・」 奥から出てきた男の子・・・焔くんの従兄弟の紅蓮くんは私達に温かいオシボリを差し出してくれた。 「ありがとう」 「ありがとう、グレくん」 「い、いえ・・・あ、コート預かります」 小学2年の紅蓮くんは面倒見がよくてしっかり者で、何とアイちゃんの彼氏さんだったりする。 東雲家の血筋がそうさせるのか、紅蓮くんも整った顔をしてて瞳の色のせいか焔くんにちょっと似てる。 小学部でモテるんだろうなぁ。 でも、紅蓮くんの目にはアイちゃんしか映っていないのよね。 きゃー!乙女的浪漫!! 「グレくん、わたしもおてつだいすることある?」 「大丈夫、藍さんは望と有希と待ってて」 うわぁ・・・す、すごい恋人オーラが・・・ おねえちゃん何だか寂しい気がするよ!! 「いらっしゃい、水波さん。来てくれてありがとうございます」 がやがやとしていると穏やかな笑顔の蘇芳さんがお料理の皿を持って出てきた。 「こんにちは、蘇芳さん。お邪魔します・・・あ、これ、頼まれてたケーキです。後、キッシュも焼いてきたんで食べて下さい」 「すみません、急にお願いをしてしまって」 「いいえ、元々作って行こうと思っていましたから。気にしないで下さい」 ケーキをテーブルに置いてお皿を並べるのを手伝っていると、カランコロンと入口のドアが開く音がした。 「遅くなってごめんなさい」 「もしかして、俺達が最後?」 「「おねーちゃん、そーちゃん!!」」 「こんにちは、ユウちゃん、ノゾムちゃん、アイちゃん、グレンちゃん。今日も皆、可愛いわね」 あぁ・・・風眞さんの顔に至福という文字が現れた・・・ いつもの調子みたいでよかった! 「風眞さん、昨日はありがとう。あ、あのね、和泉ちゃんがね・・・」 ごにょごにょと昨晩の事を報告すると、風眞さんは嬉しそうに微笑んだ。 「そう、よかったわね。幼馴染って近くて遠いから・・・・・境目に気付くきっかけがないと・・・」 「・・・・・もしかして自分の経験から言ってる?」 「え・・・・・・・・・?」 話がそう来るとは思わなかったみたい。 ちょっと焦った顔してる。 か、可愛い!! 「風眞さんと創司くんはどうだったのかなぁって」 「・・・・・・・・そ、そんな話、面白くないわよ」 うきゃきゃ!! 頬が赤くなった!! 可愛過ぎる!! 「前から気になってたんだよねぇ。2人っていつから恋人関係だったの?」 「う・・・・・・」 「じゃぁ、どっちが告白したの?創司くん?」 じーっと見詰めると風眞さんは観念したかのように小さく縦に首を振った。 そっかそっか!! 創司くん、やるジャン! 「何、何??どうした?風眞、顔赤いけど大丈夫か?」 ひょこっと現れた創司くんは、私達の話していた内容が分かるはずもなく=風眞さんの顔が赤い理由が分かるはずもなく。 風眞さんの細い首に両手を当てて、おでこを合わせて熱をはかりはじめたんだけど・・・ 今の風眞さんにはいつもの冷静さがなく・・・ 「おかしいなぁ・・・熱はないみたいなんだけどさっきより顔赤いよな?」 「・・・・・・・・・」 赤い両頬を手で包みこんで首を傾げる創司くん。 察して!察して!! 貴方が原因ですよ!!(根本の原因は私だけど) 「外が寒かったからかな?」 再びコツンとおでこをくっつけたその時、 「何でもないわよっ!!」 ゴスっという鈍い音の後、創司くんの身体が「く」の字に折れた。 い、痛そう・・・ 真っ赤な顔の風眞さんは早足にお手洗いの方へと行ってしまった。 照れ隠しにしてはスゴイ威力だった・・・ 「だ、大丈夫・・・?」 「大丈夫、大丈夫。愛情表現だって分かってるから」 言った!! 言ったヨ、この人!!! 「創司くんと風眞さんはお似合いだよね。お互いにバランスを取り合ってるって感じがするもん」 「そう?そう言ってくれると嬉しいよ」 「風眞さんには創司くんが必要だなって思う。それに・・・・・創司くんにも風眞さんが必要だと思う・・・違う?」 一瞬驚いた顔をした後、創司くんはふにゃっと笑った。 あ、何かちょっと可愛いかも。 「・・・・・違わない。粋って時々核心を突いてくるよな」 「何よぉ、普段は鈍いって事?」 「否定できないでショ?」 「むぅぅぅぅ!!風眞さんに泣きついてやる!!」 「え?!あ!!待って、待ってクダサイ!!」 創司くんは不思議な人だ。 すごく恵まれた才能と人に好かれる性格と男性からも女性からも理想とされる外見。 いつも笑顔で優しくてお日陽さまみたいな人。 でも、本当に極希にだけど・・・・・ 私の気のせいかもしれないけれど・・・・・ この世界から切り離されてる・・・ううん、この世界から自分を切り離そうとしている創司くんが居る。 そんな創司くんを世界に繋ぎ止めているのは風眞さんで、風眞さんの為なら・・・ 「 セ カ イ を ギ セ イ に し て も カ マ ワ な い」 ふっと頭に浮かんだ言葉。 焔くんに耳元で囁かれた事がある言葉。 『僕はね、君以外の存在はどうだっていいんだ。そう・・・世界だって犠牲にしても構わないくらい・・・』 世界を犠牲に。 「・・・・・・・」 「「どうしたの、すいちゃん?」」 「すいちゃん、だいじょうぶ?」 子供達の声にはっとする。 いけない、いけない。 ぼーっとしちゃった。 「ごめんごめん、何でもないよ。さぁさぁ、皆、席につこうね!!」 世界を犠牲に・・・・・・しようとした? 世界を犠牲に・・・・・・してしまった? 頭の中で引っかかる。 世界 何処の世界・・・? 「メリークリスマース!!」 クリスマスのお祝いの言葉を合図に会は始った。 お料理やお菓子を好きなものを自由に食べていいからって、お子様達はものすごく元気いっぱい。 「おにいちゃんもこれればよかったのにね」 「おとなのつごうでかわいそう」 ユウキちゃんとノゾムくんの言葉に料理を取る手が止まってしまった。 「おにいちゃんはおとなとパーティにでなくちゃいけないのよ」 「だいじなおはなしがあるんだって」 会社のパーティかな。 茉莉さんも一緒に行くのかな。 祐月くんはあんな事言ってたけど、お似合いだったもん。 「た、大変だね、焔くんも。あ、そうだ、そろそろプレゼント交換しようよ!!」 沈みそうだった気分を無理矢理押し上げて、用意してきたプレゼントを手渡す。 先ずはユウキちゃんとノゾムくん。 「「ありがとう!!」」 「おかあさんとおとうさんと・・・おにいちゃんと、皆で食べてね?」 「おにいちゃんね、すいちゃんのおかしだいすきなの」 「うれしそうにわらうんだよ。おにいちゃんがわらうとみんなうれしいんだよ」 「そう・・・よかった・・・」 2人に渡したのは手作りの焼き菓子。 カップケーキの1つをチョコレート味にしたの分かるかな・・・ 「ありがとうございます」 「美味しそうですね、ありがとうございます」 紅蓮くんと蘇芳さんにはアップルパイ。 学園祭の時に沢山作ったお陰で、自分で言うのも何だけどかなり美味しく作れるようになったんだ。 「ありがとう、すいちゃん」 アイちゃんにはエプロン。 最近、一緒にお料理をしたいって言うようになったから。 紅蓮くんのために何か作ってあげたいのかな? 「ありがとう、このメーカーのお茶好きなの」 「ありがとう。お、風眞とお揃い?いやん、嬉し恥ずかし!!」 風眞さんと創司くんには紅茶と色違いのカップ。 狙い通り創司くん喜んでる。 心の中では風眞さんも喜んでるはず、うふふふふ! 「じゃあ、私達からのクリスマスプレゼントね」 「何、何?」 風眞さんは私の手をとってお店の奥の部屋へ連れて行った。 そこには・・・ 「さ、始めましょうか」 「こ、これ・・・この服・・・・・」 夏にモデルをした時に着た服だ。 どうして此処にあるの?? 「お待たせ」 「「すいちゃん、きれー」」 「あ、ありがとう・・・」 「おひめさまみたいよ」 「い、いやいや・・・これは風眞さんのお陰で・・・」 わ、わわわわわ。 又、あの格好をする時が来るとは思わなかった。 「さ、次は小さいお姫様と王子様達の番ね」 「え?そ、そんなに連続で大丈夫なの?!」 「ええ、メイクは少ししかしないから」 そう笑って言うと風眞さんは4人を連れて再び奥に行ってしまった。 ほ、本当に大丈夫かなぁ・・・ 何となく慣れない感じで椅子に座っていると、目の前にカサリと小さな袋が置かれた。 「開けてみて下さい」 「はい・・・・・」 袋の中は雫型の薄い水色の石がついたペンダント。 これ・・・は・・・? 「焔くんが作ったんですよ」 「え・・・と、私に・・・でいいんですか?」 「粋以外に誰に似合うんだよ。この石の色、粋の為って言ってるもんだろ?」 創司くんの言葉にぐっと胸が苦しくなる。 どうしよう、すごく嬉しい・・・ 「はい、鏡です」 鏡を手渡してくれると蘇芳さんは奥へと行ってしまった。 「やっぱり。粋によく似合ってる」 「そうかな・・・よかった」 嬉しい・・・ いつも着けるようにしよっと。 「こんな時に何なんだけどさ、粋は帝の気持ちって知ってるよな?」 「・・・・・・うん」 「だよな・・・・・」 暫くの沈黙。 どうして創司くんは急にこんな事を聞いてきたのかな・・・ 「好きだって言われて、どう思った?」 「・・・・・嬉しかったよ、でも・・・・・」 「帝の気持ちに応える事は出来ない・・・か。帝も粋も優しすぎるくらいに優しいから・・・お互い苦しいだろうな」 昨日の夜、みくちゃんに告白された時、私は何も言うことができなかった。 好きな人の気持ちを分かっていて、それでも自分の気持ちを変える事が出来ない。 すごく辛いと思う。 辛いだろうけど・・・私はどうすればいいのか分からなかった。 みくちゃんの事は嫌いじゃない。 でも、気持ちは受け入れられない。 傷つけたくないのに、私の答えは彼を傷つけるものしかない。 「少し前の話だけど、粋って俺の事を恋愛対象として見てただろ?」 「・・・・・・・・うん」 正面向かって言われると恥ずかしいけど・・・ 今度は何故にこんな話? 「俺ってズルいんだ。粋の気持ちは分かってたのに、男女の関係にならないように接して恋愛ルートを避けてたから」 「いやいや、そんな。だって、私なんて子供っぽいし性格単純だしお節介だし・・・創司くんに全然釣り合わないから。恋愛状態になる方がおかしいから」 「・・・・・それって、焔や帝に失礼じゃない?」 「う、あ・・・そう・・・だね。ごめんなさい」 そんな私を好きになってくれた人はどうだ?って話だよね。 確かに・・・ 悪い事を言っちゃった。 「自分を卑下する事ない。粋は本当に可愛いし女の子として魅力的だよ。直情的っていうのは素直で真面目って事だし、他人に対して一生懸命になってあげられる優しさは普通の人にはないよ」 「ありがとうございマス・・・」 そんなに言われると、照れる・・・ 「結果として、粋は自分の中で全てを消化して・・・消化した後に告白してくれただろ?」 「まぁ・・・自分でも何であんな時に言っちゃったのか分かんないけどね・・・」 「多分、あの時に粋の中で気持ちの区切りがついたんだと思う」 「ああ・・・そうかもしれない」 区切りはつけたつもりだったけど、心の奥では気にしてたんだ、多分。 「心ってさ、自分のもどうにもならないんだから他人のだったら尚更どうにもならないよ。だから・・・うーん・・・帝と今まで通り接してあげるのがいいんじゃないかな。結局の所、帝自身に心の整理をさせるってだけなんだけど・・・・・ごめん、何だか勝手に相談相手になったくせにスッキリした答えを出せなくて」 「ううん、そんな事ない。話せてよかった。何だか少し楽になった気がする」 「そう?」 「でも、まさか創司くんが恋愛相談してくれるとは思わなかったからビックリ」 「やだなぁ、これでも恋人在歴3年よ」 3年・・・・・ 「13の時から恋人関係なんだ・・・。もっと早いかと思ってた」 意外、意外。 間近でアイちゃんと紅蓮くんを見てるからだけど・・・ 「俺的には恋人→結婚=一生面倒見させて下さい!だから、医師の資格を取るまでは我慢してたのさ。本当はもっとずーっと前から俺の方は風眞の事を女の子として見てたのに、俺ってば我慢強くない?」 「は、はぁ・・・・・」 「今も可愛いけどさ、小さい頃は「そーちゃん、そーちゃん」ってべったりでさぁ、犯罪的に可愛かったんだ」 「そう・・・ですか・・・」 よく話してくれるなぁ。 創司くんにべったりの風眞さん。 ・・・・・・・想像が難しいな。 「10歳で大学に入るまではお風呂も一緒寝るのも一緒だったし。きゃー、今思い出すと恥ずかしー、恥ずかしヲトメー☆」 「・・・・・」 創司くんが・・・時々分かりません・・・ 「・・・・・何を、話しているのかしら?」 「風眞と俺の愛のメモリー♪・・・・・・って、あ・・・」 「なぁに?」 ニッコリと微笑む顔は美しすぎるのですが・・・ 怒りマークがハッキリ見えています。 怖すぎるです。 「ふ、風眞さん、抑えて、抑えて!!大丈夫、全然変な事聞いてないから!!」 「・・・・・じゃあ、何を恥ずかしがってたのかしら?」 くるんと私の方を見て、ふわふわんと微笑んでくれたから気を抜いてしまったのです。 「えーと・・・お風呂も寝るのも一緒だったって事かな?」 ごめんなさい創司くん。 さっきの5倍くらい怒りのオーラを感じます。 合掌。 「ま、待って下さい!!ほら、今は粋へのクリスマスプレゼント計画遂行中だし、ね?」 「遂行中?この格好させてくれるのがプレゼントじゃないの?」 「まさか、これで終わりじゃないわよ。パーティに行かなくちゃ」 「パーティ・・・?」 パーティって今、ここでやってるよねぇ? 「東雲のパーティに行くんだよ」 「え?!そ、そんなの無理だよ!!会社のパーティなんでしょ?関係者じゃないと入れない・・・」 「ええ、関係者じゃないと入れないわ。だから、関係者になるのよ」 風眞さんと創司くんがニヤっと笑う。 何を企んでいらっしゃるの・・・かしら・・・?? 「今年のパーティは華やかですね」 「噂では耳にしてましたが、奥様も息子さんもあれ程とは・・・」 溜息が出る。 僕達は見世物じゃないのに。 今まで頑なに家族の露出を避けていた父さんが、今年は僕だけでなく母さんもパーティに参加させた。 「大事な発表があるから」 それ以外は何も教えられていない。 まさかと思うけど・・・ 「こんにちは、焔さん。エスコートしてくれるわよね?」 「・・・・・はい」 西神の人間も何人か招待されているとはいえ、この女も来るとは。 「大事な発表って何かしら?」 「さぁ・・・僕は父から何も聞いてないので分かりません」 「私達の事・・・そろそろ公にしてもいい頃かもしれないわね?」 「・・・・・・・」 くすくすという笑い声が耳につく。 一番考えたくない事だけど、こういう場で発表する可能性が一番高い事。 この女と僕の婚約発表。 こんな所でされたら滅多な事で撤回できない。 それが分かっているのに僕と母さんを参加させた・・・? 父さんの意図が分からない。 「焔くん」 おっとりとした優しい女の人の声。 誰・・・・・だったっけ? 声の方を振り向くと、黒い瞳と髪の可愛い女の子と彼女の肩を抱いて所有権の主張をしている金髪の男がこっちを見ていた。 「あれは・・・リュミエルの・・・」 「まさか、実物が存在しているとは!!」 会場内の一部がざわめく。 今まで人前に現れる事がなく、架空の人物とさえ考えられていたリュミエルのモデル。 天さんはともかく梨紅さんまで居るというのが不思議で仕方ない。 「すみません、お嬢さん。少しの間だけ焔くんとお話をしてもよろしいですか?」 「え?何なの、貴女。私達はこれから・・・」 「お願いしてやってんだから、聞けよ、嬢ちゃん」 「っ・・・・・」 流石、天竜の威圧。 悔しそうな顔をして茉莉さんは僕たちから離れていった。 「ダメですよ、天。女の子には優しくしてあげないと」 「視界外の女の子に優しくするくらいならリクをメチャメチャ甘やかして「天って優しいんですね」ってチュっとかしてもらって、あぁーそれ以上はダメっ!いやっ!!嬉し恥ずかし!!って方がいいもーん」 「・・・・・・・」 何しに来たんだ、この人(っていうか竜)・・・ 「すみません、焔くん。あまり時間がないので本題に入りますね」 「はい」 梨紅さんは天さんを軽くスルーして話し始めた。 「これから暫くの後、「大事な発表」があります」 「梨紅さんは内容をご存知なのですか?」 「ええ、発表の一部ですから」 「一部・・・・?」 どういう事だろう。 発表内容は僕の事じゃない? 「発表によって水波さんも渦中に巻き込まれる事になると思います」 「東雲と西神の問題にですか?」 「それ以外にも、です」 「ダメです、そんなの。粋さんに迷惑をかけるなんて!!」 巻き込みたくないから大人しくあの女の傍に居たのに。 「でもね、水波さんは巻き込んでもらっても構わないと言ってたそうです。さっき創司から連絡がありました」 「それは・・・粋さんは優しいから・・・」 頼まれたら嫌とは言えないだろう。 「優しいからだけではありませんよ。水波さんは、待っているだけじゃなくて動きたかったんだと思います」 「別に発表内容を変えるのは構わないよ。ぶっちゃけリクの為以外に余計な力使う気ねぇし」 「天・・・」 「風眞ちゃんも粋ちゃんも頑張ろうとしてんのに、坊ちゃんがウジウジしてたら話になんねぇ。もう行こうよぉ、リクぅ〜。あっちで時間まで2人っきりでいよぉ〜」 「・・・・・・・」 がっかりした顔の梨紅さん。 僕は、 僕は・・・・ 「どうすればいいんですか」 「焔くん・・・」 「発表の時、僕はどうすればいいんですか」 「けっ・・・・」 ぱぁぁっと梨紅さんの顔が明るくなる。 「彼女を思いっきり巻きこんじゃいなさい!」 |
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