いれかわリング・メールディア編





「(ど……どうしましょう……)」
メールディアは悩んでいた。
「(どう反応するべき?すっとぼけてた方が面白そうだけど、サイもアースも気付きそうだし……だったら状況を話しておいた方がいいのかしら……)」
「ホリーしゃん、どしたですか?おなかいたいですか?」
何も言わず立ちつくしているメールディア(見た目ホリー)をルナソルは心配そうな顔で見上げた。
「(いやん!かわゆい!!とりあえず、ホリーさんの振りしちゃいましょっと。あの2人も適当に合わせてくれるわよね、きっと。うふっ♪)」
きゅうっと抱きついてくるルナソルにキュンキュン状態のメールディアは「ホリーの振りして楽しんじゃえ!」と今後の方針を固めた。



「すみません、思ってもない所で皆さんにお会いしたので驚いてしまったんです」
「しょなんだ。おなかいたくなくてよかったです」
安心して笑うルナソルの顔は天使のように愛らしく、メールディアは「いや〜ん!きゃわいい〜!!」と言って抱きしめたい衝動を無理無理抑え込みホリーっぽくたずねた。
「今日は時の魔法をお勉強しに行って来るとおっしゃってましたが、もう終わったのですか?」
「あい。いっぱいおべんきょしてえらいねだからパフェたべました。あのね、ルーね、ばななにチョコついたのたべたです」
「あら、よかったですね」
「あい。あのね、ばななにチョコがついててね、アイスもチョコだったの。それでね、アースがね、いちごくれたからいっぱいおいしかったです。ルーはアースにばななあげました」
素晴らしきパフェの思い出を熱い気持ちで語るルナソル。
その情熱によって今日のお勉強の記憶が塗り潰されていそうで恐ろしい。



「うふふっ、お二人は仲良しですね」
「しょですよ。ルーとアースはいちばんなかよしだからいつもはんぶんこなんだもんねー?」
「ねー」と同意を求められ顔を赤らめるアース。
そんな息子の様子を見て「超可愛い!!」と心のアルバムに保存するメールディア。
彼女も結構な親バカさんである。



「ねぇねぇ、おかしゃまとメルしゃんは?きょういっしょおはなしするっていってました」
「今は別行動を取っているんですよ。後でもう一度集まる事になっています」
「しょなんですかー。ねぇねぇ、ルーもいっしょいっていいですか?」
「えぇ、構わな……」
「い」という言葉をメールディアは瞬時に飲みこんだ。
入れ替わりから戻る際、もし時の魔法が発動してしまったらシャレにならないくらいエライこっちゃな事件に発生しかねないと考えたのだ。



「構わな……くないです、すみません。大事な用事があるんです」
「ほぇ……しょですか……だいじならルーじゃましちゃうからめーね」
無鉄砲で無計画で事件発生装置なルナソルだが、意外なことに大人の邪魔をしてはいけないという事は分かっている。
「(あんっ!そんな残念そうな顔させたくないのにっ!!)」
かわゆいお子様をションボリさせるなんて、メールディア的には耐えがたい苦痛。
されどしかし、あっちを立てればこっちが立たず。
どうする!?とメールディアが葛藤しているところにサイが口をひらいた。



「なぁ、ホリー。「後で」までは未だ時間がある?」
「え?あ、はい……」
「それじゃあ、俺たちと一緒に公園に行かないか?たまには外で子供たちと遊ぶのもいいだろ?」
「あそ……??」
「あしょぼ!ホリーしゃん、ルーとあしょぼ!!」
「えぇ、遊びましょ♪」
考え中〜状態を解除し即回答。
メールディアの冷静な思考すらも無効にする超強力ルナソルのシャイニングスマイル!!である。







「あ!ぶらんこあいてるよ!アース、アース、ぶらんこしよー」
「1人で走って行っちゃダメだよ、ルー!すみません、ルーを追わないとマズイので失礼しますっ!!」
ものすごい速さでブランコへ一目散に駆けて行くルナソルを追いかけていくアース。
子供らしくほのぼのとした光景?にメールディアの頬が緩む。
「ほら、俺達も行こう」
「え?あ、………はい……」
サイに手を引かれ歩き出したメールディアは、何だか奇妙な気分になっていた。
「どうかした?」
「い、いえ……」



「(サイってこんなに大きかったかしら?)」



メールディアもサイも一般の平均よりもかなり背が高い。
だから普段は身長差なんて大して気にした事がなかったのだが、小柄なホリーの身体になってみるとどうもそれが気になって仕方がない。



「(付き合いは長いけれど、こんなに身長差があった事ないものね。何だか新鮮だわ…)」



思わずじぃっとサイの顔を見上げると、視線に気が付いたのかサイは清涼飲料水のCMのように爽やかに笑って言った。
「何か、新鮮?」
「うぐっ……」
心の中を見透かれたような言葉のせいかそれとも爽やか過ぎる笑顔のせいか、心臓が大きくドキリと音を立て思わず繋いだ手をはなそうとしたが、それはかなわなかった。
「たまにはいいじゃない。それとも、俺に手を繋がれるのって嫌?」
「そ、そんなことない……です……けど、」
自分の正体を分かっているのか、分かっていないのか。



「(分かってないはずないと思うけど………っっ!!)」
思うけれども確信が持てない。
感覚の鋭い人ではあるが変な所でニブニブだったりもする。
だがしかし、分かっていないでこの態度だとしたら………
「(………サイもアースも天然タラシだものね、実際)」
ちょっとした行動や言葉が乙女のハートをきゅんきゅんさせてしまうサイとアース。
年齢性別を問わずにメロきゅんにさせるファルシエールよりもタラシレベルはこちらの方が相当高いし性質が悪い。



「小さい頃ってよく手を繋いだ?家族とか友達とか」
「えっ?」
他の事を考えていたこともあって突然の問いに言葉に詰まる。
それに、この問いはメールディアに対してなのかホリーに対してなのか判断がつかない。
「俺はね、メーデとしか手を繋いだ事がないんだ」
「そう………ですか」
それはそうだろう。
サイにとって幼少時代のマトモな記憶はメールディアと一緒に居た時しかないのだから。



「そう、なんだよ。一緒に暮らし始めた頃はメーデって身体が弱くってさぁ、1人じゃ外出出来なかったんだよ。それでも俺が外に出ようとすると「付いて行きたい!!」って目で訴えるのね。目がこう、キュ〜ンとした小動物みたいな?もう、超かわいかったんだから!!」
「………」
「それで、まぁ、体力がつくまではおんぶとか抱っこして外出してたわけだけど、懸命にしがみついてくるのが超かわいくってさ!!子供の頃は意識してなかったけど、すごい密着した生活してたなぁ、俺達」
「………」
「自分で歩けるようになってからは何処へ行く時も俺の後をチョコチョコついてきてね、「危ないから手を繋ごう」って言ったらニコニコ〜って……何、花のようなっていうの?比較対象を見つける事が難しいくらいかわいく笑ってさぁ、それからいつも何処でも手を繋いで……」
「は、恥ずかしいからそれ以上言わないでちょうだいっっ!!」
「………というわけで、身体が変わっても当然メーデだって分かってますよん。まぁ、手を握る前から分かってましたけどね?」
「………ですよねー」
メールディアは深い深いため息をつき、額をおさえた。


※ ※ ※ ※ ※



「やっぱり、最初から気付いてたの?」
「まぁ、ね」
「そんなに私の気配を出していたつもりはなかったんだけど」
「うん。気配だけだったら上手い事やってたと思う。それでも気付いたけど」
「はいはい、そうでしょうねー。私も貴方を完全に誤魔化せるだなんて本気で思ってないですよー」
何だか悔しくてメールディアが負け惜しみのような言い方をすると、サイは笑って彼女の左手首を握って言った。



「コレ。いれかわリング使ったんでしょ?」
「………あ!!」
「どうして?」と聞く前にメールディアには答えが解ってしまった。
「前にさ、休暇と引き換えにコレ作るの手伝ったんだ」
「………だと思ったわ」
いくら研究院の院長でもマジアリエネー不思議アイテムを自力で作れたとは思えない。
ましてや一歩間違えれば生命の危機に直面しそうなアイテムを。



「いやぁ、あのオッサン以外に使う人なんていないんじゃねーかって手を抜かないでよかったよかった。あの時の俺、エライなぁ」
「本当よ。まぁ、戻らなければ戻らないで私は構わないけれど。ホリーさんの身体、気に入っちゃったんだもの。顔は可愛いし、服の種類が多い体型だし」
「んー、リングに不具合が起きても絶対に元の身体に戻れるようにしますのでご安心を」
「つまらないわねぇ」
「究極的にはどんな姿でも構わないけどね、メーデはメーデの身体でいる方がしっくり来るし」
「はぁ」
それだけ?と思ったメールディアは甘かった。



「それに、俺がメーデ以外の身体に手を繋ぐ以上の事しちゃったら嫌でしょ?」
「なっ、ななっ………!!!」
そう耳元で囁かれ耳の先を甘噛みされると、メールディアは首まで真っ赤になり俯いた。
「もしかして照れてる?」
「………」
「ね?」
「………」
「いぃっ!?」
俯いて黙り込んだまま微動だにしなくなったメールディアの顔を覗き込んだサイはギョッとして身を引こうとしたが、逆に恐ろしく強い力で引き寄せられてしまった。



「あらいやだ。逃げないで」
ホリーのモスグリーンの瞳が鈍く輝く。
瞳に灯るのは殺意の光。
「い、痛いです。痛いですよ、メールディアさん?愛が痛すぎるですよ??」
「へぇ……ホリーさんって簡単な護身術程度は身につけてるって言ってたけど、研究院には勿体ないほど才能があるのねぇ。今度、もっと実戦的な技を教えてあげなくちゃ」
「い、いやいや。その必要は………」
「あるわよねぇ?直近の上司がこんなエロオヤジなんですもの。危険極まりないわ」
「そんなっ!俺がメーデ以外の女の人に手を出すわけ……っっ!?」
「今、手を出したばっかりでしょうが、ボケェッッッ!!!」
背筋に走った寒気に咄嗟に身を避けると、ブンッという音がサイの身体があった場所を通り過ぎてゆき、偶然かそれともその音が原因なのか数メートル先にあった木の枝がバサリと音を立て地面に落ちた。



「ちっ……この身体だと計算が狂うわね……」
「殺る気マンマンではございませんか……?」
「乙女の身体を傷モノにしようとする害虫は駆除しなくっちゃいけないでしょう?」
「傷モノだなんて人聞きの悪っっ……」
今度はドゴッという鈍い音の後、地面に直径2メートル程のくぼみが出来た。
「チョロチョロ逃げないでって言ってるでしょう?一瞬で済ませてあげるから我慢しなさい」
「一瞬で済んだら人生も終了しそうですよね?」
「そんなにヤワじゃないって事くらい分かっているわよぅ♪だから手を抜かないでア・ゲ・テ・ル★のようっっ!!」
そして、又1つ、地面に大きなくぼみが出来た。







「(お父さんとお母さん、一体何をやってるんだろう……)」
ブランコに乗りながら少し離れた場所で繰り広げられているバトルをアースは眠そうな目で観察していた。
「(ホリーさんごっこがしたかったわけじゃないのかな??)」
アースもホリーの正体が自分の母親だという事に気が付いていた。
………が、「ホリーさんごっこをして楽しみたいのかな?」という理解をし、何も言わず何も知らないふりをしていたのだった。



「おとしゃんとホリーしゃんどしたのかなぁ?ふたりであしょんでるのかなぁ?」
「ダルー」
遊んでいるにしては激しすぎるが、ルナソルを心配させたくないアースは瞬時に言い訳を考えた。
「運動してる……んじゃないかな。最近運動不足だって言ってたし……」
運動のレベルを相当な勢いで超えているが、普通が普通じゃない人達の中で育っているルナソルはあっさりと納得した。
「ほぇ〜、すごいねぇ。ホリーしゃんすごいねぇ、もぐらしゃんたたきみたいだよ」
「ダッルダル〜」
「(お父さんが空間閉鎖してるからまだいいけど、あれがなかったら公園が荒れ地になっていたかもしれないな……………ん?)」
ルナソルが居る方から何か変な声が聞こえたような……と、横を見たアースはギョッとした。
そして「見間違い」を願って目を擦った。



「めぇこすっちゃめーなのよ、アース」
「ダルー」
「いや、うん。そうだね、えーと?ねぇ、ルー。その膝の上にあるヤツ、どうしたの?」
「しゃっきねぇ、しょこいたんだよ。だるだるいっててねぇ、ほかほかなんだよ」
「ダルダル」
隣のブランコで大人しく遊んでいると思っていたルナソルの膝の上には、いつの間にか「そこ」から拾ってきた卵型で一抱えくらいの大きさの赤い物体が乗っかっていた。



「そ、それは……」
「以前に読んだ事がある「お客さん全集」の中にあったヤツだ……」と思い、「何で今このタイミングで……」とアースは愕然とした。
そう、ルナソルの膝の上の赤い物体は、エネルギー貯蔵庫にてシイラが死闘を繰り広げた(??)ダルダルさん(シイラ命名)だったのだ!!



「る、ルー。その……それ、さ、」
「あい?」
「ダル?」
平和そうな顔をしたルナソルとラクガキみたいな顔をした赤い塊を交互に見て、そして尚も「運動中」の母を見てアースは頭を抱えたくなった。
「(ダメだ……今、コレがお母さんに見つかったらスプラッタな事件になっちゃう!!)」
勢いづいているメールディアの戦闘力の前にこの物体なんて紙きれ同然に扱われてしまうに違いない。
ルナソルの前でそれが起きてしまったら困る。
超困る。



「どしたの、アース?あたまいたいの?」
「ダル?ダルダル?」
「悩んでいる時にダルダルウザイんじゃー!!」とキレそうな場面だが忍耐強いアースは兎に角いい方向で物事が片付く方法を考えた。
「アース?」
「ダール?」
「(このヘンテコ物体の特徴は炎を吐き出してそれに驚くと調子に乗って周囲に炎を撒き散らすんだったよね、確か)」
「アースアースアースゥ」
「ダールダールダルー」
アースが急に黙り込むのは何かを考えてる時。
それはルナソルも分かっているけれど相手をしてもらえないのはつまらない。
「ぶーぶー」
「ダールー」
赤い塊をアースの膝の上に乗せ、ルナソルはアースの頭にしがみついた。
「(兎に角、炎を出す前に何とか……何とか……く、苦し……)」



「苦しいよっ、ルー!」
「ほぇっ!?」
「ダルッッ!?」
しがみつかれ息苦しくなったアースが思わず立ちあがると、膝の上にあった赤い塊は当然ゴロリと地面に転がり落ちた。
「やばっ!」
「どしたの、どしたの??」
「ダールー!!ダルルダルッ!!」
球体でも地面に落ちたら痛かったのか(そもそも痛感があるのか不明)、不機嫌そうにダルダル言った赤い塊は口と思われる場所から火花を飛ばし始めた。



「もー!!手荒な事はしたくないんだから大人しくしててよ!!」
「ダッ!?」
のんびりでぼんやりなアースにしては珍しく「イラッ」とした様子で赤い物体の口らしき所をむんずとつかむと、基本ビビリな赤い物体はすぐさま大人しくなった。
「ふぇ……アース……おこってる……?」
普段の温厚なアースに慣れているルナソルにとって黒アースは苦手な存在。
うるるるる……と紫水晶の瞳を潤ませ大洪水が発生する前に、アースは空いている片手で今度はルナソルの口をふさいだ。



「むぇ…」
「怒ってないよ。今からお母さんのお手伝いをするから、ルーはそこで応援していてくれるかな?」
「もへむまい(おてつだい)?」
「そう。この赤いヤツを元の世界に帰すんだ」
「もみゃむまんまも(おきゃくさんなの)?」
「うん。ルーだってさ、知らない場所でお家に帰れなかったら困っちゃうでしょ?だから早く帰してあげなくちゃ、ね?」
アースの言う事を真に受けたルナソルはキリリッと眉を上げコクコクと頷きシュルル……と涙を引っ込めた。



「よしっ、じゃあ、応援よろしくね?」
「あい。アース、アース、がんばれ、がんばれ!!」
大号泣の心配がなくなり解放されたルナソルは、力の限り応援をした。
頑張れアース!迷子の赤マルさんを無事にお家に帰してあげてね!……気合十分である。
「うん、頑張る………から、帰れ」
「ダ………ダルー………」
アースの右目がギラッと金色に輝くと、赤い塊は抵抗もせず瞬時に姿を消した。



「やったぁ!かえれたね!!」
「ルーが応援してくれたお陰だよ。ありがとう」
「うわぁぁい!ルーもがんばったよ!ルーもがんばったよ!」
ご機嫌でブランコをこぐ様子を見て、アースは安堵の溜息をついた。
とりあえず、直近のめんどくさい事件は回避された模様。
では、彼の両親の現在の様子は……







「あんっ!アースってばエライわっっ!!何て出来た子なのかしらんっっ!」
戦闘中断。
メールディアは息子の勇姿にほれぼれとしていた。
「そうよ。女の子を泣かしちゃダメなのよ。それにね、ちゃーんとフォローするのも大事なのよ。分かってるわ、流石、私の息子だわっっ」
「俺の息子でもありますけどね」
「知ってるわよ」
ボスッと胸に当てたパンチには先ほどまでの殺意は込められていなかった。



「えーと、えーと?仲直りって事でよろしいのかな?」
「あらいやだ。怒っていただけで喧嘩はしてないわよぅ」
一体、何が違うのか。
そう思ってはみても口に出さないくらいはサイだって空気が読める。
「……あ、そうなんだ。じゃあ、もう怒ってない?」
「とりあえずスッキリしたわ。あまりやり過ぎてホリーさんの身体に影響が出たら困るからこれくらいにしてあげる。元に戻ったら再戦する?」
「超遠慮します」
慣れていないホリーの身体でも凄まじい破壊力を見せられたのだから、元の身体に戻ったら果たして防御だけで済むのかサイでさえも心配なのだ。



「それじゃ、私はお子様達と遊んでこようかしら。後始末はヨロシクね?」
「了解で御座います」
空間閉鎖をされていた地面は穴だらけで見るも無残な状態になっていた。
メールディアの鉄拳、恐るべし。



「うーん、派手にやりましたなぁ」
後片付けをしながらサイはふと思った。
「中身はメーデでも、これはホリーの力なんだよねぇ」
入れ替わりが起きるのは精神だけで力や能力は入れ替わった相手に準ずる。
リングの開発に携わったサイはその事をよーく知っていた。
「ホリーにつねられている時のプルートくんの痛がり様は本物だったのか……甘えてるだけかと思っちゃって悪い事したな。でもまぁ、遠慮のない関係っていうのもいいもんですな、うんうん」
最後の一箇所の補修を終えると、サイは子供たちと楽しそうにブランコで遊ぶメールディアの元へ向かった。




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